[報告]災害時における外国人への支援講座「多文化共生の視点で考える災害対応」
お知らせ 投稿日:2018年10月23日
鹿児島県内の在住外国人数は,技能実習生などの増加により,平成29年末で9,101人となっており,年々増加傾向にある。在住外国人の増加に伴い,日常生活での医療機関の受診や地震・台風などの災害時の防災対策が求められている。
当協会では,これまで語学ボランティアや外国人等を対象に,災害時に外国人が直面する課題とその対応についての講座を実施してきたが,今回は広く県民の方々を対象に,災害時に外国人が直面する課題や近隣住民の方々の支援等について考えるとともに,在住外国人の地域における担い手としての役割を探り,災害時における多文化共生地域づくりについて考えるための講座を実施した。
(日程)
平成30年10月3日(水)13:30~15:30
(講師)
(一財)熊本市国際交流振興事業団 事務局長 八木 浩光 氏
(参加者内訳)
計47名
行政職員 :27名
(危機管理16,国際交流7,観光2,その他2)
国際交流団体 :3名
大学関係 :2名
一般 :15名(在住外国人等5名・語学ボランティア1名含む)
(講座内容)
①講話
・熊本地震の状況
・災害時に外国人が直面する困難について
・災害時の外国人支援の際に配慮すべき点について
・在住外国人と連携した災害対応
②「在住外国人の防災意識について」
・海外ご出身で鹿児島にお住まいの3名より発表
「出身国と日本との防災意識について」
「桜島火山爆発総合防災訓練に参加して」
「災害時に心配なこと」等
当協会専務理事 挨拶
講話の様子
講座の様子
「在住外国人の防災意識について」発表の様子
講座の様子