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[報告]令和6年度「災害時外国人支援ボランティア養成講座(オンライン版)」

最新情報 投稿日:2024年07月28日

日時   

【オンライン版】 令和6年7月20日(土)  13:30-16:30 

講師

一般社団法人多文化社会専門職機構 菊池哲佳 様

対象者

・鹿児島県国際交流協会の語学ボランティア登録者

・日本語ボランティア入門講座・スキルアップ講座修了者

・本県在住の18歳以上で,災害時の外国人への支援に意欲のある方(経験不問)

・国籍不問

参加者数 

・ボランティア参加者 13名

講座内容

① 多文化クイズ・多文化防災ワークショップ

② 講話【災害時に必要とされる外国人支援】

③ やさしい日本語ワーク

鹿児島県で大規模災害が起きた場合,日本語がわからず地震などの災害経験のない外国人の方が必要な情報を的確に把握することが困難になると予想されることから,7/20(土)に,外国人を支援するボランティア養成を目的とした講座をオンラインで開催いたしました。

講座では,講師である多文化社会専門職機構 菊池哲佳様より,まず2011年の東日本大震災で外国人被災者の支援に実際に携わった経験を元に,災害時の外国人被災者の現状や課題についてお話いただきました。 

前半では,はじめに参加者のアイスブレイクとして多文化防災クイズで盛り上がりました。その後,避難所での文化や言語の違いで起こる問題についてテーマとした「多文化防災ワークショップ」を実施し,それぞれの問題についての解決策をグループに分かれて話し合いました。

 後半では,災害時に外国人にも伝わりやすい"やさしい日本語"についてのレクチャーを受けた後,グループで演習を行いました。参加者からは「災害時のボランティアの協力を得るためにも,平常時のコミュニケーションが大切だという話は腑に落ちました。」,「東日本大震災の時,仙台の多言語支援センターを立ち上げた翌日に国外のメディアにも対応したというお話から,どれだけ臨機応変に対応されたのかと想像もつきませんでした。」などの感想がありました。今回,様々な職業や立場の方々との横の繋がりがりができ,また実際の災害時においては,ボランティア通訳者の避難所臨場は困難が予想され,オンラインでの支援の可能性が高く,その観点からも実態に近い演習ができました。今後も災害時のみならず,平時より外国人に対する支援の意識を拡げていけることを期待しております。

講座の様子

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講義 菊池哲佳氏

多文化防災ワークショップ

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講義の様子

やさしい日本語演習(グループワーク)

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やさしい日本語演習(発表の様子)

集合写真

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